Dakar ラリー
- 代表 加藤 晃久
- 2021年1月16日
- 読了時間: 2分
イタリア人Franco Picco。ダカールラリー2021サウジアラビアを無事に完走。レース自体は二輪部門はホンダの2連勝。しかしlegendクラスで65歳のフランコが完走。すごい男です。 自分が1989年からパリダカールラリーの担当で5年にわたりヤマハチームを担当した時からの付き合い。最近あったのは2018年のミラノで開催されていたEICMAでの事。 相変わらず「俺は元気だし、まだまだ仕事するよ。レースも出るよ」と言っていたので元気だなとは思っていましたが、まさかまたダカールラリーに出て完走するとは。 レース中に自分のころはカジバのファクトリーだったオリオールが無くなってしまうと言う悲しいニュースも入ってきたが、フランコは無事に戻ってきた。 ある人のFBにはスターウォーズのスカイウォーカー ルークの師匠オビーケノビーに似ていると投稿していた人も居ましたが、とてもいい老人になったと思います。気持ちが表情に出るのだと思いますね。 一方はカミオン(トラック)部門はHINOのトラックで親子2代目のTeam菅原の参戦もすごい事です。 4輪部門は自分の時はYAMAHA フランス(当時はSonautoヤマハ)のステファン・ピーターハンセル(Xレイド・ミニ)が優勝。これもすごい。Paris Dakarラリー2輪で8度の優勝をしたライダーが今度は4輪で優勝。 ステファンもフランコも日本に連れて来てマシンのテストをしたり当時はまだまだ若い二人でしたが、これだけ年月が過ぎてもまだまだラリーを続ける情熱。ラリーをやらないときっと時間軸が狂ってしまうのかもしれない。
ダカールラリーは過酷で時には死亡事故まで起きる(ファクトリーでも死亡事故は起きる。南アフリカに場所を移した時のラレイもそうだった)そんな過酷なレース、ラリーを思い出す。

Kommentare